「思い出のマーニー」 の考察を読んで
主人公 アンナ
アンナはマーニーという女の子に出会い、友達になる。物語の後半でマーニーはアンナの想像上の友達であることが明かされる。
・内側/外側の視点
アンナは目に見えない魔法の輪の外側にいて、他の人は内側にいる人。
アンナは周りのみんな(内側)とは住む世界も価値観も異なるものとして区別している。
他者が、自分の中に入りこまないように距離をとっている。
それは心が開けないということ。
・心の内を伝え合える仲間を求めている
マーニーと出会い二人だけの空間、世界を作る。徐々に打ち解けあう。
マーニーは裕福ではあったが幸せではなかった。とアンナは知る。
・二度目の裏切り
アンナは二度置いて行かれた。
一度目は、アンナの母親が自動車事故で他界したとき。アンナは「自分だけ置いて行かれた」と解釈した。そののちに預けられた祖母もすぐにこの世を去ってしまい、じぶんだけが取り残された。
二度目は風車小屋でマーニーに置いて行かれた
二度目でアンナは心の傷を克服する。それはマーニーを許すことができたから。
感想
面白かった。